Kelli T's weblog
To Dare is To Do
12/13シーズンの紫光は入替戦廻りとなったものの、無事に全員サッカーの末、1-0で獨協蹴鞠団を倒して、KSL残留を決めた。当事者でありながら積極的関与をしないという私自身の立ち位置がどうだったかは自分自身で考え直してみたいと思っているけど、まあ、何とか古豪の面目躍如は果たせられました。

この入替戦に向けて、トレーニングマッチを組んで頂いた相手チームのみなさん、そしてグラウンドの提供をしていただいた各方面のみなさんには感謝してもしきれない。本当に感謝の念でいっぱいです。紫光少年団・女子チーム・シニアチームのみなさんの応援も心強かった。学生たちがメガホンで叫ぶ中を生声で声を揃えて声援してくれた少年団のみなさんの応援は本当に選手たちの力になったと思います。感謝々々です。

13/14シーズンのテーマを勝手ながら「To Dare」と付けました。今季、再び紫光はKSL1部への挑戦をします。KSL2優勝はもちろんのこと、京都FAカップ優勝、そして全国社会人出場の3冠を達成したい、そう考えています。児島監督も同様の思いでいてくれると思います。

今年は紫光トップチーム「大政奉還」2年目の象徴として、新しいユニフォームで戦うことになりました。その胸には紫光のトリコロールカラーのエンブレムが入ります。93年の社会人チーム創設から20年。いよいよ、「紫光は一つ」を合言葉に「To Dare(挑戦)」していきます。

京都紫光クラブは2022年に創設100周年を迎えます。そこで京都ダービーができることを楽しみに今年もチーフ・エグゼクティヴとして活動することにいたします。

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| Kelli T. | football | 23:44 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
For the Play-off
リーグ戦順位は7位で終了しました。

児島監督も最後の最後は「勝つためのサッカー」を掲げて戦ってくれたんだけれど、如何せん上位との対決となったことは辛かったかも知れない。その中で、これまで大敗してきたレイジェンド滋賀FCに対して1-2の1点差負けというのは旧滋賀FC・TOJITSU滋賀FC時代を含めても初めてのことだった。負けた試合ではあっても評価できるのかも知れない。

7位ということは、入替戦に臨むということを指す。児島監督は入替戦を見据えて人事に既に着手をしてくれた。まずは、世代交代。正直な話、私が監督の時にやりたかった課題だったんだけれど、入替戦を前に新しい体制でKSLカップからスタートしたいという監督の意向を通した。結果はやってみないと分からない部分もあろうが、私は正解だと思っている。ここ数年、入替戦で敗退するチームが続出しているんだけれど、この要因がチームとしての継続性の中での入替戦の位置づけ。

1月に開催される入替戦だけに、どうしても現体制のままで過ごそうというチームが多いんだけれど、それまでの問題点を解消するという観点で人心一新するということはチームにとっても賭けではあるけれど、新しいチャレンジとしてやってみてもいいと思った。

新たに主将になった中田顕斗は選手としても実力をもっているし、人間的にも非常にいい。そのまま副将として残った渡部聡は兄・肇に負けない熱さを持っている。そして副将に復帰した細田裕翔は以前は学生ながらも主将も経験したこともある、上にも下にも目の届く逸材。この3人ならばきっと上手くチームをまとめてくれるだろうと思う。児島監督の下で若いチームをなんとか成功させて欲しいと思う。

KSLカップ自体は公式大会で、勝負を賭けて欲しいと思っている。だけど、リーグ戦とは異なり昇降格がないことや選手交代枠が拡大されていること(リーグ戦は3人、KSLカップは5人)などを考慮すると、チーム力を試すにはいい機会でもある。しっかりとチャレンジして欲しい。

…とはいえ、アミティエかバンディオンセに頑張ってJFL昇格を決めてもらって、入替戦を回避したいという打算も正直なところありますが(苦笑)。ひとまずは地域決勝でこの2チームの応援に全力を尽くしましょう。

さて、そのKSLカップがこの週末に開幕します。早いもんで6年目に入ります。

初めは7月で終わってしまうリーグ戦のあとに何かできないものかと知恵を絞って始めたものでした。ただ、「ただの大会」にはしたくなかったんです。何とか、選手・チーム・ファンに「特別な大会」という意識を持って臨んで欲しかった。そのために、2部のチームでも決勝トーナメントに進出できるような枠組みを作るべく、組み合わせ抽選を16チームガラガラポンにして公平性を担保したり、1次リーグ突破チームを2位までにしたり。

一昨年は決勝戦が加古川の至宝・西村完爾選手の引退試合になりましたし、昨年は三位決定戦が奈良クラブのレジェンド的存在である矢部次郎選手の引退試合になりました。チームや選手にとっての節目にもなる大会になってきた。

抽選会も今季はUstream「KSLTV」で初めて公開しました。みんなにとって熱くなれる大会にするために考えた結果なんですが、思っていた以上に好評だったことは本当に嬉しかった。ファンのみなさんに感謝するばかり。

紫光にとっては入替戦に向けて実戦の場となる機会ですし、アミティエやバンディオンセにとっては地域決勝に向けての実戦の機会。また、全社出場を逃した奈良クラブやアルテリーヴォ和歌山にとっては無冠で終わりたくない、何とか一つでもタイトルを取りたいという気持ちの大会でしょう。いろいろなチームの意図が入り交じった大会になるだろうと思います。

是非とも会場に来て、選手たちの姿を見にきてあげてください。もし来られなければKSLTVで生中継の実験も実施いたします。

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| Kelli T. | football | 01:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Rise from the Bottom
リーグ戦が開幕して5連敗。無得点、失点9。
現在の紫光の成績である。正直なところ予想以上の不調。しかし、目指すフットボールは…というと観る人の評価は決して悪いものではなく、逆にクオリティに対して高い評価を受けている。

クラブのチーフエグゼクティヴとして、私ができることはないのだろうか…。この数日に渡っていろいろと策を考えてきた。5試合で9失点というのは、実はリーグの中でも決して低い数字ではない。1試合平均で2点以下の失点なのだから。…ということは、先制さえできれば勝利に向けての勢いをつけることができるのではないかと思っている。

現場を率いる児島監督はよくやってくれている。その意気はひしひしと感じている。だからこそ、何か報いてあげられないだろうか…そう思う。

先日の拙稿で選手を広く求めるべくメッセージを書いた。その考えに変わりはない。
今季は大学を卒業したにも関わらず所属先未定でトレーニングに励んでいる選手が多いという話を聞いた。彼らにとって、無所属というのは本当にいいことなのだろうか…といつも思っている。どこでもいいから、プレイする場を持って、実戦を積み、ステップアップしてもいいのではないだろうか…そう思う。

秋までのちょっとした腰掛けのつもりでもいいじゃないか。秋になったら海外へ行ってもよし、国内で探してもよし。しかし、独りでせっせとトレーニングするのもいいかも知れないけど、どこかへ所属して、全力を出してアピールするのも一つの手段。そのチームとして紫光を選んでくれる選手がいれば、我々は諸手を挙げて歓迎したい。

チームが活性化し、どん底の状態から勝ち上がる。いや、勝ち上がらなければならない。

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| Kelli T. | football | 22:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Welcome
前稿で監督退任後の紫光での仕事についてお話ししました。

京都紫光クラブというのはちょっと特殊なクラブで、元々は少年団・Jr.ユース・シニアが一つのクラブで、そこに寄りかかるような形でわれわれ社会人(現、トップチーム)と女子がいたという恰好で3つがほぼ独立採算の形で運営されてきました。言わば名称は共有しているけれど実態は全くの別クラブだったということなんです。

この辺りの風向きが少しずつ昨年ぐらいから変わってきて、私の退任後をどうするかという問題に始まり、「紫光」という名の下に一つになって動こうよ…という機運が高まってきました。その流れの中で理事として声がかかったと理解しています。「原点回帰」、大袈裟に言えば「大政奉還」。

既にご承知の方もいらっしゃるだろうけれど、今季の集合写真は30年以上ぶりとなる団旗をバックにしての撮影。みんな初めて見る団旗に驚いていたようだ。何せ「SIKO」と「H」が抜けているのだ。昔は「SIKO」だったそうだ。その時代からの団旗。そして、プログラムにも久々にエンブレムが復活した。形の上からでもいいから少しずつ融合していこうと思っています。

そんな中、Jr.ユース出身で初となる高卒新人が加入してくれることになりそうです。近々にもReleaseできるだろうと思いますが、選手権にも出場していた大物新人だけに紫光挙げて期待してくれています。有り難い話です。クラブとしては紫光よりもずっと新しいディアブロッサ高田では既に主力の中にもJr.ユース出身の選手が入るようになって、チーム力もぐんと向上している。その光景を見てきて紫光で何故できないんだろうと思ったものでした。

新監督の児島君も紫光としての一体感を持つことに対して理解を示してくれているし、今年で90年を迎える紫光としてこれからの10年、一体感を持って復権していくことだろうと思っています。とはいえ、決して内部昇格だけではチームは成り立たない。外の血も融合させてチーム力の向上を図っていくことが重要だと思っています。

そこで…今年京都で就職した人、大学に入学した人で諦めずにサッカーを続けたいと思う、向上心を持った人がいたら、是非とも紫光のシャツに袖を通して欲しい。KSLという全国で4〜5番目のカテゴリに位置するけれど、積極的にサッカーに、仕事に、勉学に取り組む人を紫光は求めています。

大学の体育会とは違い、様々な仕事をした、様々な年齢層の選手たちと話し合い、時には喧嘩もしながらチーム一体となって毎年戦っています。今春卒業した大学生も全てが就職を決めました。決して紫光で培った経験は無駄になっていないと思います。また、仕事をしている人も普段の仕事に打ち込みながら、練習や自主トレーニング、試合と熱心に打ち込んでいる人が多くいます。

是非とも興味を持った方は http://senior.kyoto-shiko.org をご覧ください。

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| Kelli T. | football | 19:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Future Design
監督退任発表から早4か月。「豊浦はどないしとるんや?」という声もあるかと思いますが、元気にしております。お陰さまをもちまして、ゆっくりと過ごす日々です。

…ってのは嘘で、現在はKSL総務主事として4月14日の開幕に向けて鋭意準備を進めています。加えて、4月1日付でリーグ事務所の移転もあり、その辺りも慌ただしくやっております。

紫光に関しては、監督を退任して、現場は新監督の児島に全てを託しました。
児島は若いですが、コミュニケーションを大事にしつつ、自我をしっかりと持ったいい人材です。本当はもうちょっと時間をかけて指導者に育ってから…とも思っていたのですが、江見会長の「チームとしての継続性も必要ですよ」の一言で背中を叩くことができました。

監督という立場は精神的にも肉体的にも大変な仕事だけど、思ったことが実現した時の満足感はその苦労をすっかり消してしまうぐらいにやり甲斐のある仕事。きっと彼ならやってくれるだろうと思います。

そして、これまでなかなか成し遂げられなかった、クラブとして一つとなって動くという長年の課題に取り組むことになりました。トップチーム統括担当の理事として4月1日付で就任することになりました。自分のできる範囲で紫光90年を飾る今年をいい一年にしたいと、そして、来る100周年となる2022年、京都ダービーを実現したい。もちろん、サンガとです。紫光がJリーグのクラブとなって、京都の覇権をサンガと争う。面白いじゃないですか。それができることが私の新たな仕事です。

「人と ボールと 心をつなぐフットボール」。今年も生き続けます。
みなさんのご声援をよろしくお願いいたします。

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| Kelli T. | football | 01:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
New Mission
12月23日、KSL表彰式の席上で正式に監督退任を表明しました。

2009年7月に突然引き受けることになってから、早2年半。山あり谷ありのフットボールライフでしたが、自分なりにやりきることができたかな…とは思っています。

突然引き受けた2009年は自分なりにチームをどう構成するかということを考えました。三重野のボランチへのコンバートや、選手交代に関する自分なりのポリシーをどう選手に伝えるかということ。言わば指揮官としての監督に徹しました。自分で考え、自分で行動し、結果を導き出す。監督としての醍醐味ではあるけれど、もしかすると自分には向いているようで向いていなかったのかも知れません。

それから2年経ち、自分の立ち位置や自分のあるべきスタイルを少しずつ考えながら監督としてチームの先頭に立ってきたつもりです。

今季は本当に苦しかった。一番責任感を感じたし、身体にもかなりこたえた。だけど、充実したシーズンだったことは確か。失敗もいっぱいしたけれども、選手たちはしっかりと期待に応えてくれた。順位には満足していないけれど、選手たちの頑張りには本当に満足しているし感謝しています。

表彰式の時、そして、監督として最後のトレーニングとなった27日もみんなからありがとうと言ってもらえたことは本当にやってて良かったと思っています。

来季以降は若い力に委ねることにしました。新年を迎えて、練習試合をこなしていって、一回りも二回りも大きくなってリーグ戦を戦ってくれることでしょう。

私も新たなステージに立ちます。
リーグの事務方に専念し、ファンに愛されるリーグにするにはどうするべきか、選手が安心してプレイできる環境をどう提供していくか、これからも頑張ります。

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| Kelli T. | football | 00:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Destination
2011年11月5日、KSLカップ準々決勝でアイン食品に1-7で敗戦したことで、今季の紫光の公式戦を終えることになりました。

シーズンを終えるにあたっては、各地でみなさんから熱いご声援を頂戴したこと、時には叱咤激励をしていただいたこと、心より感謝申し上げます。改めてここにお礼申し上げます。

今季は開幕前から激動に次ぐ激動のシーズンでした。
ややもするとチーム崩壊ともなりかねない危機が幾度となく訪れました。だけど、その危機を選手たちは必死に乗り越えようとしていたと思います。私がその一助となっていたのであれば、光栄この上ないことです。

最後の最後で特命コーチとしてベンチに入っていただいていた小林靖さんと私。お互い身体に不安を抱えてばっかりの状態で、試合前は睡眠もロクにとれず、チームの行く末を案じながら、成長を見届けることが出来たのは最後の最後ではあるけれど嬉しかった。これで小林さんも少しはよく眠れるでしょうか…。

きょうの試合、1-7で敗れこそしたけれど、選手たちは決して下を向いてなかった。
みんなが前を向いて戦っていたこと、これこそが今季の成長の証だと思っています。

タイムアップのホイッスルが鳴るまで諦めずに前を向いた結果、4点差をつける得点を細田が決めてくれた最終節。1%もないかも知れない。そんな中でもかすかな昇格の可能性を賭けて戦っていた。そして、一昨日のKSLカップ一次リーグ最終節もそう。5点差で勝利するという難易度のきわめて高いミッションに果敢に挑んで6-2で勝利し、Qualifyを勝ち取った試合。この時も終了10分前に3点差にまで追い上げられたものの、またしても細田が決めて4点差にまで広げてくれた。結局、同時刻に開催されていた奈良クラブ v AS.Laranja Kyotoで奈良クラブが4-0で勝利したことで4点差でもQualifyできた。

最後まで可能性のある限り、その可能性に向けて挑んでいこうと言ってきた。私は決して策を練る訳でもなければ、的確な指示を出していた訳でもない。言うなればMotivatorである。如何に選手の意気を高揚させて、いい状態でピッチに送り込んであげられるかだけを考えてきた。それが少しでも役に立っていたのであれば嬉しいです。

かくして、今季の紫光は0(ゼロ)の状態から成長し、チームが一つになれるというひとまず最終地点に到達した。しかし、チームはここでは終わってはいけない。チームは常に成長を求めて航海をしていかねばならない。

私の役目はひとまず終わったと思う。後は新しい指導者に託して、更なる成長に向けて新たな一歩を歩んでくれると信じている。

選手たちのこの一年の頑張りは素晴らしかった。その中にいることができたことに感謝しています。

この一年間、各地で熱いご声援を頂戴しましたこと、心より感謝申し上げます。
これからも紫光に熱いご声援をよろしくお願いいたします。

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| Kelli T. | football | 22:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Difference
全国社会人関西大会の代表決定戦が31日に行われた。
先に結果を言えば、0-6でTOJITSU滋賀FCに敗戦。
昨季は同率リーグながら0-3・0-9で敗戦し、今回も同様。もうこうなったら、苦手とかそういう問題ではないのかも知れないと感じている。

確かに、今季Div.1で戦っているTOJITSUは我々とは違うレヴェルで戦ってきたことは間違いない。仮に昨季とメンバーが同一だったとしても、経験値は異なってきていることだろうと思う。
しかし、それ以上の差を感じるところもあった。そこには、私なりのTheoryに反する部分もあった。

例えば、相手は前半をかなり抑えめに戦ってきていた。目に見えて分かった。悪い言い方をすればちょっと舐めている風でもあった。こういう時、案外に必要以上に体力消耗をするケースがある。特に真夏の炎天下では猶更のこと。しかし、後半に入るやいなやfull throttle。もう、ウチは後手に回るしかない。

ましてや、DFラインを上げられてしまっては、少々高いボールを上げられても全てオフサイド。
後半の戦い方について私自身にももっとcleverさがあればちったあましにはなったんじゃないかと悔いが残る。指揮官がこんなんではいけないことは重々承知の上で言えば、お手上げだった。

勝ったTOJITSU滋賀FC。やっぱり「滋賀」を感じさせるSexyなフットボールを魅せてくれる。紫光に勝ったんだから、全社で暴れてくれないと私は許さんぞ(笑)。試合後、TOJITSUサポータにも「大会では大暴れして旋風を巻き起こしてくれ」と伝えた。

敗戦という現実を突きつけられながらも、選手に対して、実力差という点については私は言及しなかった。それを言ったところで単なる慰めにしかならない。むしろ、個々のレヴェルアップにつながることを言った方がいい。敗戦をしっかりと受け止めて、そこから学ぶべき点はしっかりと学んで、今後再開するリーグ戦で如何に発揮するかが大事だと思っているから。それは選手には重々言ったつもり。

まずはリーグ戦を取ることが大事なんだから。

とはいえ、48分間ではあったけれど、全国社会人が単なる視察者としての大会ではなく、当事者になれるんだという思いを抱かせてくれたことは選手たちに感謝したい。点差こそ無残だったけれど、選手たちは一切気を抜いてはいなかった。そこはしっかりと評価してやりたいと思っている。

全社・関西での戦いについて気持ちをまとめようと思っていた時に、悲しい報せが。
我々が目指している(地域リーグにいる以上は誰だって目指すでしょう)JFLの松本山雅FCに所属している、元代表・松田直樹君が急性心筋梗塞で倒れて、生死の境を彷徨っているのだそうだ。百戦錬磨の名選手とて、何があるか分からない。我々も練習の際は細心の注意を払うことはもちろんのこと、選手個々の体調管理をしっかりとしておかねば…と再認識。

松田君、梓川は渡っても三途の川は渡っちゃいかん。まだまだやり残したことがあるじゃないか。結果として現役復帰は叶わくとも、命こそ宝だ。またはにかんだ顔でスタジアムに現れることを祈る。

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| Kelli T. | football | 00:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Thinking
前項で「声が大事」という話を書いた。多分、選手達は私が「声」って言うことを諄いと思って聞いているかも知れない。うん、多分そうだろう。それぐらいしつこく言っている。

結局はどんな奇策に出ようが、基本に忠実でない限り結果は生まれてこない。その基本が「声」ということ。例えば、システムを如何に忠実に機能させようかとすれば、ピッチ上での「声」がないといけない。幾ら縦に長いボールを蹴ったところで闇雲に蹴っているだけでは繋がるものも繋がらない。

私の監督生活もいよいよ3年目を迎えた。その大事な試合となったのが24日の全国社会人関西大会。私にとって苦い経験だらけの大会。2年前の大会直前、当時の監督が突然の辞任。当に青天の霹靂だった。たった1日で監督の交代と全国社会人大会の登録をやった記憶がある。もう2年も経ったのかと思う。当時は私にイニシアティヴはそれほどなかったけど、それなりに自分のカラーを出せた大会だった。結果として途中出場したボランチの山本将太が機能せずに関学クラブ(当時、兵庫県リーグ)にPK戦まで行って負けたという苦い記憶がある。

そして、今季2年ぶりに全国社会人関西大会への出場を果たした。中居頼りだった2年前と違って、今季はチームでもぎ取った権利。

相手となる津田SCは姫路の古豪チーム。関西には中々上がれないでいるけれど、三木一磨を中心としてスピードあるサイド攻撃と粘りある守備が特徴のチーム。今季のチームについては一切認識していなかったけれど、今までにも幾度か観てきた中では、徹底したサイド攻撃が印象に残っていた。それだけに、ウチも両サイドにはリーグ戦と同様の布陣でしっかりと固める必要があるだろうと考えていた。ここ数試合サイドに3年ぶりに復帰してから成果が出ている細田が右サイド、村田が左サイドは変えなかった。CBには渡部聡と竹内。トレーニングでは中々のパフォーマンスながらも試合では結果を残せない竹内を起用したが、両サイドからのクロスやロングボールに対して空中での強さをしっかりと発揮してくれた。渡部聡は細田がSBに転向してからCBとして定着したけれど、着々と実績を上げている。

よく、あちこちのチームの監督から、紫光は修正が上手く、前後半でチームがガラッと変わると言われるけれど、あんまりそういう自覚がない。むしろ、あくまで基本に忠実でいたいという思いの方が強い。Theoryに反することなく、Logicを重視する。傍目には奇策とも見えるところもあるかも知れないけれど、決して奇策でも何でもないと思っている。修正するといっても、HTにみんなでDiscussionして考えながらプレイしているだけだと思う。

とにかく、蹴れるところはどんどん蹴っていく結果、茶木の突破からの得点が期待できるし、反面、繋ぎながら種子田や山田がテクニックで相手DF陣を破っていく。今回もそうして組み立てていくことができた。決して完璧ではなかったけれど、少しずつ自分たちの試合にしていくことができたことは良かったのではないかと思う。今までの紫光ならば、下位ディヴィジョンのチーム相手だったりするとお付き合いする癖があったけれど、今回はそれもなし。食ってかかろうとする相手を飲み込もうとすることはできたのではないかと。その結果が3-0の勝利。

先制は幾度となく突破していた茶木の突破からゴール前で1対1となり得点。その後後半途中まで得点機こそあったがモノにはできなかった。後半15分、ゴール左側からの細田のFKがバーを叩いたはね返りを種子田が決めて2点目。細田のFKは本当にいいところを突いてくる。前節、相手DFの偏りとGKの中途半端な位置取りを読んでゴール右側へカーブさせて直接決めたし、今回もいいポイントを突いていた。本人も自信を持っているようで、芸術的というよりも頭脳的といった方がいいかも知れない。二十歳そこそこの学生だけれど、よく考えてプレイしている。

五十川が負傷、日和も全力でプレイしていながらも調子が上がらず交代し、残る1枚のカード。残る時間は5分を切ったところ。運動量の落ちた山田に替えて誰を入れるのか。リーグ戦とは違い、出場機会の観点から泉にするのか、それとも、走れる小島にするのか。答えは明確だった。攻撃と守備のメリハリをしっかりと考えてプレイできる小島の方が優先。特に、今季の小島は非常に献身的なプレイをする。一度ボールを持ったら、前へと突破して決定機を創り出そうとするし、相手ボールになった時にはしっかりと下がって相手選手の間に入って守備をする。非常に攻守共に意識が高い。残り1枚のカードをどう切るかという時、こういう選手は必ず選択肢の上位に来る。

あくまで最後まで攻撃の手を緩めたくない、さりとて、いざという時に身体を張れる。最後のカードとしてこれ以上ない。本人もしっかりと自覚してプレイしているということが感じ取れる。こうやって、考えながらプレイできる選手の存在はチームにいい影響をもたらしてくれる。

見ようによっては格下相手に順当な勝利とも取れるのかも知れない。しかし、一発勝負のトーナメントでの下位カテゴリとの対決ほど嫌なものはない。食いに来るからだ。だからこそ、完封勝利は選手にとっても自信となっただろうと思う。しっかりと、選手個々が考えながらプレイした結果だと思っている。

試合後のミーティングでもそれぞれの考えをしっかりと表明する場を持つことができた。このチームは決して実力の面で抜きん出ている訳ではない。チームとしての総合力で何とかかんとか勝ってきたに過ぎない。その中には、その時その時で選手がどう感じ取って、考えていくかということに尽きると思う。私が幾らスカウティングしたところで、結局は選手が如何に考えて、ミッションに対して忠実にプレイしていくかだけ。

次は手強いTOJITSU滋賀FC相手。格上相手だけど決して奇跡を起こすなどとは思っていない。自分たちの持てる力を十二分に発揮することで勝利は必然であると思っている。迷いは決してない。撃ち合い上等、全力でぶつかるのみ。

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| Kelli T. | football | 00:15 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
Existence
後期に入って4試合目でようやく勝利。(v. B.S.C.HIRA, ○2-1)
今季の、ある意味でチームの「いい部分」が出た試合だった。
紫光は決して突出した実力を持った選手がいるという訳ではない。そして、限られた時間だけのトレーニング。みんなから言われる言葉は毎年「今年はしんどいやろなぁ」そりゃ、チームを預かる自らが毎年々々危機感を抱いてきた。

一昨年は中居がいる間に勝ち星を重ねて勝ち逃げするしかない…という作戦に成功した。昨季は中田顕斗という能力の高いボランチに助けられる形で中位を維持して早々に残留を決定。今季は山本将太、三重野崇、中田顕斗が去り、柱がいないような形でのシーズン。誰もが降格候補だと言っていた。その言葉に危機感と「一丁、やったろか」という気持ちが入り交じった。

前にも書いたけど、シーズン開幕前夜は殆ど寝られなかった。直前になっての主将交代と、本当に大丈夫だろうかという不安が積もり積もったからだけど、そんな開幕は圧勝。そして、前期は首位での折り返し。正直なところ、この結果を真正面から未だ総括できていない自分。そんな状態のまま後期を迎える。いきなりの敗戦。

南北朝ダービーこそ1-1のドローだったけど、それも試合早々に高田がチャンスをモノにしていたら虐殺状態だったんじゃないかと思うと、不幸中の幸いだった。そして、ルネス相手に完璧に浮ついた試合をして敗戦、試合後には起用法を巡って茶木と児島で言い争いになる。なったらなったでいい…別に投げ槍でも何でもないけれど、私は膿を出し切ることができるなら、取っ組み合いの喧嘩をしようがいいと思っている。同じ方向を向けるならいずれは和解して再び戦うことができると思っている。そういう意味では結果としては良かったと思う。

そして、もう一つ。試合後のミーティングで私がチーム全体が浮ついていることを指摘した。それに対してある選手が「だったら、その時に言ってくれればいい」と。仰る通り。
自分自身も後期が始まってから方向性を見失っていたところがあったように思う。反省しきり。

そんなこともあって、今節は前期のようにできるだけ声をかけて気付いた点は指摘していくことを意識するようにした。多分、そこそこ声が出ていたと思う。私だけじゃない。少しずつではあるけれど、ピッチから、ベンチからみんなの声が出るようになってきた。

私はいつも選手にこう言っています。「ボールには人格がない。その人格のないボールを動かすためには人と人のコミュニケーションが大事になってくる。だから声が必要なのだ」と。突出した能力を持った訳でもないチームが一つになるためには声しかない。コミュニケーションなくしては高いボールポゼッションを維持することは不可能だと思う。

選手としての経験もない、単なるフットボールウォッチャーだった私がチームの中での存在意義を見いだすとすれば、見てきたものをそのままに伝えること、感じた違和感を素直に選手に伝えること、そしてチームの士気を高めるように鼓舞してやることかな。これも声。

後期の3試合、意図していた訳ではないけれど、声を出さなかった。それがチームに悪影響を及ぼしてしまっていたかも知れない。先の選手の一言は自分自身をよみがえらせてくれたのかも知れない。声なき私は存在意義なし。そういうことなのかな。

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| Kelli T. | football | 00:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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